スキンケアに欠かせないアイテムのひとつである「乳液」を使用している方はどれくらいいるでしょうか?
「聞いたことはあるけどどんな役割があるの?」「メンズの肌にも使えるの?」など、疑問が浮かぶかもしれません。
この記事では、50代メンズの肌悩みにアプローチできる乳液を紹介します。
また、乳液の効果や選び方、そして正しい使い方についても解説するので、日々のスキンケアに乳液を取り入れたい方は必見です。

ALIVE HOMME(アライブオム)
会員数34万人*のメンズファッションブランド「DCOLLECTION」から生まれたメンズ化粧品ブランド。「肌が輝きオシャレがもっと楽しくなる」をコンセプトに、大人の男性が服だけじゃなく、肌や髪などトータルでオシャレを楽しめるよう製品やサービスを通してサポートしている。
Instagram:@alive_homme
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DCOLLECTION / ALIVE HOMME
代表:伊藤
メンズファッションブランド「DCOLLECTION」代表。
様々な服やサービスにより、大人の男性のオシャレをサポートしていく中で、自身も年齢と共に肌に悩みを感じるように。
服だけじゃなく、肌・髪などトータルでオシャレを楽しんでほしいという想いから、自らの経験をもとにメンズ化粧品ブランド「ALIVE HOMME」を立ち上げ、大人の男性のためのスキンケア製品の開発、販売を行っている。
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50代メンズにはどんな肌悩みがある?

まずは、50代メンズにはどんな肌悩みがあるのかをチェックしていきましょう。
50代メンズに起こりやすい肌トラブルを知ることで、このあと紹介する乳液が自分の肌に合うのかどうかを確認できるようになります。
前提知識として、しっかり頭に入れておいてくださいね。
肌のハリ・ツヤ不足

50代メンズの肌悩みのひとつとして、「肌のハリ・ツヤ不足」が挙げられます。
加齢と共に、肌の水分を保持するコラーゲンやエラスチンが減少してしまうため、若い頃に比べるとみずみずしい肌質をキープしづらくなるのが難点。
肌内部の水分を逃がさないためにも、スキンケア習慣は大切です。
シワ・たるみ・ほうれい線

50代メンズは、男性ホルモンの減少によより肌が乾燥しやすくなるため、シワ・たるみ・ほうれい線に悩みやすくなります。
また肌のバリア機能が低下するため、外部からの刺激や紫外線ダメージを受けやすくなることも。
適切な洗顔のスキンケアに加え、日焼け止めによる紫外線対策も欠かせません。
毛穴づまり

肌の乾燥による皮脂の過剰分泌や、肌の弾力の低下などにより発生する「毛穴づまり」も、50代メンズが悩みやすいトラブルのひとつです。
肌の生まれ変わるサイクルであるターンオーバーが乱れると、古い角質が溜まりやすくなります。
対策としては、不規則な生活や睡眠不足、偏った食事など、基本的な生活習慣を整えるのがポイントです。
シミ

長年の紫外線ダメージの蓄積により、シミが発生しやすくなるのも、50代メンズの特徴です。
シミの多くは紫外線による「光老化」が原因で、無防備に浴びた紫外線ダメージが、肌や体の老化とともにシミとなって現れます。
また、年齢を重ねることで肌の再生能力が低下するのも、シミが発生する原因のひとつ。
メラニンと呼ばれる色素を外に出す力が弱まってしまい、結果としてシミが目立ちやすくなってしまうのです。

乳液の効果は?

50代メンズの肌悩みがわかったところで、ここからは乳液について詳しく見ていきましょう。
乳液の役割を知ることで、ご自身の肌にどのような影響をもたらすのかがわかりますよ。
化粧水で補った水分を閉じ込める

乳液には、主に「化粧水で補った水分を閉じ込める」役割があります。
乳液は油分と水分がバランス良く配合されており、肌のうるおいを逃がさない効果が期待できるでしょう。
イメージとしては、化粧水の水分に乳液で蓋をして、肌のハリツヤを維持する感じです。
一般的には、化粧水もしくは美容液の後に使用します。

肌の角層をやわらかくほぐす

乳液には、「肌の角層をやわらかくほぐす効果」が期待できます。
乾燥で固くなりがちな50代メンズの肌も、乳液を使うとやわらかくほぐせて、もっちりとした健康的な肌質へと導いてくれるでしょう。
肌をほぐせるのは、化粧水や美容液だけでは得られない乳液ならではの効果です。
肌に弾力やハリが出る

乳液には油分が含まれているため、「肌に弾力やハリを出す効果」も期待できます。
乳液をなじませた後の肌は、ふっくら・もちもちとした質感を感じられるでしょう。
また、レチノールやナイアシンアミドが配合されたものなら、年齢肌が気になる50代メンズでも効果を実感しやすいかもしれません。
50代メンズが乳液を選ぶ時のポイント

「乳液の効果はわかったけれど、どこに注目して商品を選んだら良いの?」と思う方も多いのではないでしょうか。
ここでは、50代メンズが乳液を選ぶ時のポイントを解説します。
ちょっとしたコツを押さえるだけで、ご自身の肌に合う乳液を選べるようになるため、ぜひ参考にしてみてください。
ニキビや乾燥など肌悩みに合わせて選ぶ

ニキビや乾燥など、現在特に気になっている「肌悩みに合わせて選ぶ」のもひとつの選択肢です。
例えば、乾燥が気になる方は水分と油分を効率よく補える高保湿成分配合のものを、テカリが目立つ方は、皮脂抑制のさらさらとした使用感のものを選ぶのがおすすめ。
50代メンズの方は、年齢肌にアプローチできるエイジングケア(※)効果の高いアイテムを選択しても良いでしょう。
※エイジングケア…年齢に応じたお手入れのこと
しっとり・さっぱりとした使用感からセレクト

ひと口に乳液といっても、しっとり系・さっぱり系などさまざまな種類があるため、好みの使用感からセレクトするのもおすすめです。
ベタつきが気になる方は、水分の多い「ジェルタイプ」を、しっかり保湿したい方は、油分の多い「とろみのあるタイプ」が良いでしょう。
実店舗で試してみたり、口コミをチェックしたりするとイメージしやすいですよ。
保湿成分が配合されているものなら効果が高い

50代メンズの肌悩みの大きな原因として「乾燥」が挙げられます。
そのため、保湿成分が豊富に配合されている乳液を取り入れるのがおすすめです。
下記のような保湿成分が配合されているかどうか、パッケージや商品ページを確認しておくと良いでしょう。
- アミノ酸
- ヒアルロン酸
- セラミド
- コラーゲン
50代メンズにおすすめの乳液5選
ここからは、50代メンズにおすすめの乳液をいくつか厳選して紹介していきます。
選び方のポイントを踏まえつつ、実際にアイテムを見てみることでイメージに近いものが見つかるかもしれません。
乳液をお探しの方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
DCOLLECTION(ディーコレクション)/ALIVE オールインワンローション
DCOLLECTION(ディーコレクション)の「ALIVE オールインワンローション」は、男性が特に気になりやすい「テカリ・乾燥・大人ニキビ・くすみ・カミソリ負け」の5つにアプローチできるアイテムです。
植物由来成分が配合されており、肌にしっかりうるおいを届けます。
オールインワンのため、1本で化粧水から乳液までまとまっていて手軽に使い続けられますよ。
こんな人におすすめ
- テカリ・乾燥・大人ニキビ・くすみ・カミソリ負けが気になる方
- オールインワンをお探しの方
- 時短でスキンケアしたい方
DCOLLECTION(ディーコレクション)/D ミルクインローション
DCOLLECTION(ディーコレクション)の「D ミルクインローション」は、化粧水と乳液機能が1つになった便利なアイテムです。
しっとりと肌にうるおいを与えつつも、ベタつきにくい使用感がポイント。
とろみのあるテクスチャで、みずみずしくうるおった肌へと導いてくれるでしょう。
こんな人におすすめ
- 化粧水と乳液を1本にまとめたい方
- とろみのあるテクスチャをお求めの方
- さわやかな香りに癒されたい方
LUCIDO(ルシード)/薬用トータルケア乳液
LUCIDO(ルシード)の「薬用トータルケア乳液」は、エイジングケア(※)にぴったりの、ナイアシンアミドが配合されたアイテムです。
シワや乾燥による肌荒れなどを、しっかり防ぐ効果が期待できます。
ベタつくテクスチャが苦手な方でも、さらりとした使用感で使い続けやすいですよ。
こんな人におすすめ
- エイジングケア(※)を始めたい方
- さらりとした使用感がお好みの方
- シワ・乾燥・くすみなどが気になる方
※エイジングケア…年齢に応じたお手入れのこと
NILE(ナイル)/ディープエマルジョン 乳液
NILE(ナイル)の「ディープエマルジョン 乳液」は、保湿成分のセラミドやアロエエキスが配合された、肌にうるおいを与えるアイテムです。
肌なじみが良く、毛穴づまりや開きもしっかりカバーし、透明感のある肌を目指せます。
ラフランスの香りで、リラックス効果も高い1本です。
こんな人におすすめ
- 毛穴づまり・毛穴開きが気になる方
- 透明感のある肌に見せたい方
- 香りに癒されたい方
NIVEA MEN(ニベアメン)/アクティブエイジバーム
NIVEA MEN(ニベアメン)の「アクティブエイジバーム」は、肌のハリツヤを出したい方におすすめの乳液です。
50代メンズが使いやすい年齢肌にアプローチできるアイテムで、ヒアルロン酸・アルギニンなどのうるおい成分がたっぷり配合されています。
肌にスーッとなじむ、なめらかなテクスチャが魅力的です。
こんな人におすすめ
- 年齢による肌悩みにしっかりアプローチしたい方
- なめらかなテクスチャをお求めの方
- シェービング後のケアに使用したい方
乳液の正しい使い方は?

気になるアイテムは見つかりましたか?
「アイテムを見つけたのは良いけど、どうやって乳液を使えばいいの?」という方に向けて、ここでは乳液の正しい使い方を紹介します。
つけるタイミングや量などが適切かどうか、日頃のスキンケア手順と照らし合わせながら読み進めてみてください。
10円玉ほどの量の乳液を手に取る

乳液は水分だけでなく油分が含まれているため、つける量が多いとかえって肌トラブルが発生しやすくなることも。
乳液の適量は、10円玉ほどのサイズです。
多くても少なくても効果を感じにくいため、ちょうど良い量を意識しましょう。
少し手のひらで温める

乳液は適量手に取り、手のひらで人肌程度に温めるのがポイントです。
少し温めることで、乳液に含まれる油分が肌になじみやすくなる効果が期待できます。
基本的に化粧水を塗ってから、1~2分ほど後に乳液を塗るのがちょうど良いタイミングです
おでこ・両頬・鼻・あごに乳液を置く

乳液が人肌ほどに温まったら、「おでこ・両頬・鼻・あご」に点置きしましょう。
顔全体にバランス良く塗り広げることで、乳液の効果をしっかり感じられます。
乾燥が気になる部分には、少し重ね塗りしても良いですよ。

顔の中心から外側に向かってなじませる

最後に、顔の中心から外側に向かってなじませます。
手のひらで大きな円を描くように、顔全体を包み込みながら伸ばすのがポイント。
このときゴシゴシと強い力でこすってしまうと、摩擦により肌にダメージを与えてしまうためご注意ください。
乳液が全体に行きわたった後は、ハンドプレスでやさしく肌になじませましょう。
【Q&A】「メンズ 乳液 50代」に関するよくある質問にスタイリストがお答え!
ここでは「メンズ 乳液 50代」に関して、SNSやネット上でよくあげられる質問について、スタイリストが直々にお答えしていきます。

Q.男性も乳液を使ったほうがいいの?
男性のスキンケアにも乳液は必要です。
男性の肌は、女性に比べると皮脂の分泌量が多くテカリやすいため乳液はいらないのではないか?と感じる方も多いでしょう。
しかし、男性の肌は保水力が低く乾燥しやすいため、一見うるおいがあるように見えても水分が不足している可能性があります。
そのため、水分と油分を効果的に補える乳液は大切なケアのひとつです。
Q.乳液は1日に何回使用するべき?
乳液は、基本的な洗顔や化粧水と同じく「1日2回」の使用がおすすめです。
基本的には、朝の起床後と夜の入浴時または就寝前のタイミングで使用すると、ベストな頻度でしょう。
洗顔→化粧水→美容液→乳液→クリームの順でケアすると、しっかり肌の水分を閉じ込める効果が期待できます。
Q.乳液とクリームの違いは?
乳液とクリームは、水分と油分の量に違いがあります。
乳液はあくまで「保湿」を目的としており、クリームに比べると水分量が多いのが特徴です。
一方クリームは、保湿後の水分に蓋をすることがメインで、クリーム自体の保湿効果は低くなっています。


50代メンズも乳液を取り入れて肌を若々しく保とう

50代メンズがいつまでも若々しい肌を保つためには、化粧水だけでなく「乳液」を効果的に使うことが大切です。
今までスキンケアに化粧水のみを使用していた方も、この機会に乳液を取り入れてみてはいかがでしょうか。
肌の水分を逃がさないようにしっかり蓋をしてくれるため、以前よりも弾力やハリツヤを感じられるようになるかもしれません。
DCOLLECTIONスタイリストのひとこと
