【圧倒的高品質】の国産テーラードジャケットできました

テーパードスラックスとセットアップで着れるジャケットをつくりました

Dコレでは去年の秋に国産テーパードスラックスを発売しました。
おかげさまで大好評をいただいており、先日3度目の追加生産をさせていただきました♪

オシャレを構築するのに、まず最初に揃えるべきは「ボトムス」であるということは、「オシャレの教科書」で最初に説明しています。
印象を変えるのが「トップス」で、印象を整えるのが「ボトムス」です。
そこで、まずDコレではスラックスを作ったのですが、その品質の高さからセットアップのジャケットも作って欲しいという声をいただき、製作に向けて動いてきました。
スラックスと同じ縫製会社様に依頼し、打ち合わせ＆サンプル作成を何度も繰り返し、半年かけてついに完成しました。

最高にかっこいいテーラードジャケットつくりました

テーラードジャケットとは、ビジネスシーンで活用する「スーツ」の上着をカジュアル寄りにしたアイテムを指します。
「tailor=仕立てる」と「jacket=ジャケット」、つまり職人が仕立てたジャケットという意味を持ちます。
スーツと同じような形を持ちながらも、生地や仕立てやディテールを少し変えたものです。

Dコレオリジナルのこだわり①美シルエット

スーツの上着とテーラードジャケットの違いは？と聞かれると、「明確な違いはない」が正解かなと思います。
でも、スーツの上着をカジュアルアイテムに合わせると、どこか違和感を感じますよね？
そこで強いて違いをあげるなら、「肩のつくり」が違います。
基本的にスーツには肩パッドが入っていて、立体的で構築的なシルエットになっていることがほとんどです。かっちり見えるようにするためです。
ただ、そうするとカジュアルアイテムと合わせたときに違和感を感じます。スーツは基本的にボタンを閉めて、同素材のパンツと合わせることで完成するように仕立てられているからです。
Dコレオリジナルジャケットは、肩パッドをいれずに自然な仕立てで、ボタンを開けても綺麗に着られるシルエットにこだわりました。
また、ウエストに適度な「しぼり」を入れることで、美しいくびれをつくり、1枚で着て様になるように仕上げました。

Dコレオリジナルのこだわり②生地

もともとスラックスを作ろうと探していた生地だったのですが、ジャケットを作って欲しいという声をいただく前から、セットアップのイメージはしていました。
このビスコースレーヨンを使った生地は、とろみのある落ち感があり、セットアップで着てもフォーマルに固くなり過ぎず、コーデをナチュラルに仕上げてくれます。
また、柔らかく、とても軽いうえに、4wayストレッチの生地はストレスなく体にフィットしてくれます。
さらにレーヨン独特の上品な光沢は、自然素材にはない艶やかさを演出し、高級感を出してくれます。

Dコレオリジナルのこだわり③福井県内での縫製

岡山のデニムや泉州産地の綿混紡織物のように、日本には有名な生地の産地がありますが、ドラフトのある福井県は、レーヨンやポリエステルなどの合成繊維の織物生産高が全国１位です。
デニム製品なら縫製技術も岡山県が1番なように、合成繊維に関しては福井県が1番です。縫製の難しい4wayストレッチ生地も福井の縫製工場なら、手慣れたものです。
近代建築の巨匠ミース・ファン・デル・ローエは「神は細部に宿る（God is in the details）」と言いましたが、縫製の品質もディテールを見ればよく分かります。

ステッチの細かさと均一性は、縫製工場の技術の高さを物語っています。
高級ブランドと比較しても引けを取らない、国内縫製ならではの高品質です。

諸事情により始まった国産商品プロジェクトですが、スラックス・カットソーそして今回のジャケットと商品化してきましたが、毎回思うのは国内工場の技術の高さです。
本来洋服とは職人が「仕立てる」もの。大量消費・大量生産の時代を越え、日本の縫製工場も数が減りましたが、その技術は失われていません。
そしてその縫製の職人の技術が「圧倒的高品質」を生み出します。

自社ファクトリーの縫製技術も年々高くなり、某大手アパレルSPAの工場にも負けないレベルになってきました。
それでも毎回、もっともっと高品質のものを作れるように、レベルアップしないといけないと思わせてくれますね。

Dコレオリジナル国産商品
テーパードスラックス　9,800円

モダールカットソー　4,980円

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