メンズ眉毛は美容に関心が向かないと手入れをサボりがちですが、顔全体の印象を大きく左右する大切な部分です。
眉毛を適度に手入れしておくことで、周囲へ与える印象も大きく変わっていきますよ。
そこで今回はメンズ眉毛の整え方を紹介します。
基本的な整え方だけでなく後半におすすめアイテムやNG行為も紹介しているので、気になる場合は全体をチェックしてくださいね。
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など、歳を重ねるにつれて感じるのが肌の悩み。
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メンズが垢抜けできる眉毛は「2:1」
メンズが眉毛で垢抜けするために大切なのが、黄金比とされる「2：1」という比率を保つことです。比率を調整すると、眉毛のスタイリングはより美しくなります。
眉毛においては後述する形・デザインも大きく影響するのですが、比率も印象を大きく左右する要素なのでこだわりましょう。
眉毛の黄金比とは、眉間近くの眉頭から眉山までの範囲を2、眉山から眉尻の部分を1とします。この眉頭・眉山・眉尻の長さやボリューム、バランスなどを整えていくことが大切なのです。
眉頭は小鼻の延長線上、眉尻は小鼻・目尻の延長線上に取ってください。個人差はありますが、基本的には黒目より少し外側に眉山をとると、全体が自然なカーブに仕上がるためおすすめです。
眉毛を美しい形・デザインにするために、ぜひ眉毛の黄金比を意識してスタイリングしてみてくださいね。黄金比を守った眉毛は非常に美しく、周囲からも一目置かれるでしょう。
垢抜けするのにおすすめのメンズ眉毛の形4選
眉毛を美しく垢抜けさせるためには、比率とともに形にこだわるのが重要です。
つづいてはメンズ眉毛の代表的な形を紹介します。それぞれの形ごとで印象が異なるので、好みや目的、さらには自分の顔立ちに合わせてデザインしてみてくださいね。
直線型
直線型はメンズ眉毛の王道ともいえる形で、男らしく力強い印象をアピールできます。
太めに整えられた直線型の眉毛は、面長からベース型までどんな顔立ちにも似合うのが特徴です。眉毛の形に悩んだらひとまず直線型がおすすめといえるでしょう。
クセの少ない形なので初心者向きの眉毛でもあります。眉毛を初めてスタイリングしてみる場合にも、この直線型は向いているかもしれません。
もちろん、中級者以上の人も奇抜な眉毛デザインが飽きたら、このメンズ眉毛の王道にまたチャレンジしてみてはいかがでしょうか？
アーチ型
緩やかな曲線を描くアーチ型は、周囲に優しく気さくな印象をアピールできます。直線型よりも眉山に丸みを持たせているのが最大の特徴です。
強面の方が優しくて親しみやすい印象を与えたい時、目鼻立ちのハッキリした方が柔らかなイメージを構築したい時などにおすすめです。
好きな人にアプローチしたい人や、部下・後輩と円滑なコミュニケーションを図りたい人などは、アーチ型で親しみやすい雰囲気のメンズに生まれ変わりましょう。きっと人間関係が好転していくと思いますよ。
平行型
平行型はナチュラルなイメージを持たせられるのが魅力です。アーチ型と同じく、男らしさよりも優しく親しみやすい印象を作れる形といえるでしょう。
面長の方は眉毛を平行にすることで、顔のパーツのバランスを調整できますよ。自分の顔がアーチ型とどちらが似合うのか確認してみて、自分でしっくりくる方のデザインをチョイスすると良いでしょう。
自分にピッタリの眉毛にデザインしてみて、顔のコンプレックスを解消してみてください。
シャープ型
細くシュッとしたデザインが魅力のシャープ型は、数ある形の中でもクールな印象を演出できます。
顔立ちを問わず、スタイリッシュで都会的なイメージにしたい時は、このシャープ型が一番おすすめです。顔に威厳を持たせたい人やスッキリとした顔にしたい人は、このシャープ型にしてみるとイメージを変えられるかもしれませんよ。
その一方で、どうしても親しみやすさなどはなくなってしまうので、親近感を抱いてもらいたい場合は不向きな形といえます。
メンズ眉毛を整えるために必要な道具
メンズ眉毛の形や比率について紹介してきたので、いよいよここからは眉毛をスタイリングするのに役立つ道具をまとめます。
どの道具もメンズ眉毛をキレイに整えるために必須のものばかりなので、こだわりたい人はすべて揃えてみて万全の状態で眉毛デザインしてくださいね。
ピンセット
眉毛を抜く時に使うのがピンセットです。眉毛だけでなく細かいムダ毛を整えるのに使うくらい比較的身近なアイテムなので、普段から持っている方も多いのではないでしょうか。
ピンセットは眉毛の形を整えていく際に、不要な眉毛を抜く時に重宝します。ピンセットでムダな眉毛を抜いていくことで、スッキリとした眉毛になっていくのです。
なお、ピンセットは毛根から抜くので、抜くたびに肌へダメージを与えるリスクがあります。便利なアイテムですが、ピンセットを多用するのは肌を守るためにも注意してくださいね。
眉毛用のハサミ
眉毛をカットするのに役立つ眉毛用バサミは、一般的なハサミと比べて小さいのが特徴的。刃の先端が少しカーブしているのも眉毛用バサミならではですね。
カーブの外側が顔にあたるように使用して、眉毛の細かい部分を調整してくださいね。逆に使用してしまうと、肌や目を傷つけてしまう可能性があるので、使い方にはくれぐれも注意しましょう。
スーパーの文房具・日用品コーナーにあるような普通のハサミでも、眉毛のカットや調整は可能です。しかし、比較的大ぶりなので眉毛を整えるのには不向きで、無理やり使うとデザインが失敗してしまうリスクがあります。
なるべく眉毛バサミを使用して、細かく繊細に眉毛をデザインするのがおすすめですよ。
眉毛用ブラシ
毛流れを整えたい時には眉毛用ブラシが役立ちます。毛流れが乱れスタイリングしにくい時は、眉毛用ブラシで全体を整えてから始めてみましょう。
様々な眉毛用ブラシがありますが、その中でもスクリューブラシはおすすめです。スクリュー部分が眉毛をしっかりと捉えて、きちんとと毛流れを調整できます。
後述するコームと同様で、眉毛のデザインを美しくするためにマストのアイテムです。眉毛デザインの初心者ほどブラシなどで流れを整えつつ、確実に眉毛のカットを進めていってくださいね。
眉毛用コーム
眉毛コームとは眉毛をとかして、流れを整えるために使うアイテムで、プラスチックや金属で作られているものがほとんどです。眉毛用ブラシが備わっているデュアルタイプなどもあって、機能性は多岐に渡ります。
眉毛を押さえつつ、長さを揃える際にも眉毛コームを使用します。眉毛の美しさを左右する大切なアイテムといえるでしょう。
あまり馴染みのないアイテムかもしれませんが、眉毛を整えたい場合はできるだけ持っておくと役立ちますよ。
コームは眉毛デザインのセットの一つとして、ハサミ・ブラシなどとともに入っているほか、単品でも様々なメーカーからリリースされています。
コームに馴染みのない人も、自分の好み・目的に合ったものをこだわってチョイスしてくださいね。
眉毛用カミソリ
眉上のムダ毛を剃る際は、ぜひ眉毛用カミソリを使用してみてください。
ピンセットや電動シェーバーといった一般的なアイテムよりも、眉毛用カミソリは肌へのダメージを軽減しつつ、眉毛の細かいスタイリングができます。
眉毛のデザインにこだわりたい人は、一般的なアイテムではなくて眉毛用カミソリを使用するようにしてくださいね。
また、小さいタイプの方が小回りしやすいので、微調整したいのであれば小型の眉毛用カミソリがおすすめです。大きいタイプはやや使いづらいので、眉毛デザインの初心者の人はなるべく使用するのは避けておきましょう。
アイブロウペンシル
アイブロウペンシルは眉毛の形を書くために必要なアイテムです。主に眉毛の密度が薄いところを書き足す時に使われます。
具体的なカットに入る前に、アイブロウペンシルで下書きもしつつデザインしていくと、上手く理想の形に整えられますよ。
美しい眉毛に仕上げるために必須のアイテムといえるでしょう。眉毛デザインの切りすぎなど、デザインでミスした場合のケアとしても活用できます。ぜひ常備しておくと便利です。
垢抜けするメンズ眉毛の整え方
いよいよメンズ眉毛の整え方を紹介します。これまで紹介してきた必要なアイテムを駆使しつつ、適切な整え方をしていってください。メンズ眉毛による垢抜けを目指しましょう。
1．アイブロウペンシルで理想の形を描く
まずはアイブロウペンシルで、理想的な眉毛の形を描いてください。眉毛デザインの工程でトップレベルで大切な部分です。
アイブロウペンシルでの作業は眉毛スタイリングにおける「下書き」なのですが、この工程によって仕上がりの質は大きく違っていきます。
この下書きを丁寧に上手くできれば、あとはそれに沿ってカットや調整していけばキレイに完成するでしょう。
形はもちろんですが、眉頭・眉山・眉尻の比率も工夫してくださいね。この後の工程に影響を及ぼす段階なので、アイブロウペンシルでとことんこだわって下書きしましょう。
2．ハサミやシェーバーではみ出している毛をカット
つづいてハサミやシェーバーにて眉毛を処理していきましょう。ハサミでカットする前に眉毛コームなどで、毛の流れを整えてからカットに入るのがコツ。
コームを使用しないでバサバサ状態の眉毛をカットしようとしても、上手くキレイにスタイリングできません。手間かもしれませんが、この工程をしっかりとしておくことで仕上がりは大きく変わっていきますよ。
また、細かくカットする時はハサミ、ムダ毛の広範囲を処理する際はシェーバーを使用するのがおすすめです。アイテムを使い分けて、時短しながら効率的に眉毛をカットしていくのが上級者です。
3．コームで眉頭を整える
ハサミで細かいカットが終わったら、眉頭を中心に眉毛の長さ・ボリュームを整えていきます。使うのはコームで、濃さやボリュームにムラが出ないように調整するのがポイントです。
また、下書きしたラインからはみ出た部分のみをカットすると、眉頭全体を上手に調整できますよ。下書き内の部分をカットしすぎないように注意しつつ、素敵な眉頭を完成させていきましょう。
せっかく丁寧に描いた下書きをムダにしないように、コームで眉頭を調整してくださいね。
4．コームで眉尻を整える
眉頭と同様に、コームで眉尻も整えていきましょう。下書きのラインからはみ出した眉毛を眉用ハサミでカットしてください。
この工程でも下書き通りに進めていくのが大切ですよ。
5．最後に微調整して完成
下書き通りにハサミやコームで余分な眉毛をカットして、眉頭・眉上・眉尻の長さを揃えたら、最後に全体を確認して最終調整です。
形・比率・バランスなどに不自然な点がないか、ボリューム・濃さにムラがないかをチェックしましょう。
鏡との距離を少し開けて、遠目にチェックすると満遍なく確認できます。この時、近すぎると全体のバランスをよく確認できないので注意が必要です。
全体をチェックしてボリュームが不足している部分があったら、アイブロウペンシルで描きたしつつ完成させてくださいね。最後まで違和感がないように、徹底的にこだわってデザイン・調整していきましょう。
メンズ眉毛を整える際のNG行為
最後にメンズ眉毛を整える際のNG行為をチェックしていきましょう。メンズ眉毛は顔の印象を左右する大切な部分ですが、前提としてくれぐれもやりすぎには注意してくださいね。
手入れを初めてしてみると、ハサミを少し入れるだけで眉毛がかなり薄くなるのでビックリすると思います。ハサミやコームで勢いよくカットすると、想定よりも薄くなってしまうので気を付けましょう。
初心者ほどアイブロウペンシルなどによる下書きや、理想の形を思い描きながらカットしていくのが大切です。
もし、想定よりもカットしすぎたり、デザインが崩れてしまったらアイブロウペンシルなどで書き足していくと良いです。
アイテムを駆使すれば失敗をフォローできる眉毛カットですが、余計な時間や手間をかけないためにも慎重に整えていきましょうね。
眉毛を整えて垢抜けしたメンズになって驚かせよう！
今回は眉毛の調整についてまとめてきました。
基本的なカット・スタイリング方法はもちろん、役立つアイテムなども網羅的に紹介したので、メンズ眉毛カットの初心者の方には役立つ部分があったと思います。
眉毛をキレイに調整して、ぜひこの夏は垢抜けしてみてくださいね。