正しいお手入れガイドサマーニット編

サマーニットは、涼しさと上品さを兼ね備えた大人の夏アイテム。
軽やかな着心地と通気性の良さで、汗ばむ日でも快適に過ごせるのが魅力です。
ただし、そのやわらかな素材感ゆえに、誤ったケアをすると型崩れや縮みの原因に。

お気に入りを長く愛用するためには、洗濯から収納までの正しいお手入れが欠かせません。
今回は、忙しい大人でも簡単に実践できる、サマーニットを長持ちさせるための5つのステップをご紹介します。

 
 
 
 
01
洗濯前の準備

サマーニットはデリケートな素材が多く、型崩れや毛羽立ちの原因は摩擦と引っ張りです。
洗濯前に必ず洗濯表示タグを確認し、「手洗い可」や「弱水流可」のマークをチェックしましょう。


02
洗濯ネットの入れ方

ニットはたたんでネットに入れるのが基本。
ネットに入れることで、洗濯中の絡まりや伸びを防げます。
また、ポケットや飾りがついている場合は裏返して、表面の毛羽立ちを防ぎます。

POINT

1:袖を軽く折りたたむ
2:全体を四角くまとめる
3:ネットは衣類が動きすぎないサイズ


03
洗濯方法

ニットはデリケートな素材のため、型崩れ・毛玉防止のため標準コースではなく弱流水コースがおすすめです。

POINT

1:「ドライ」または「手洗い」、「おしゃれ着」などのコースが◎※
2:水温は30℃以下の冷水がおすすめ
3:中性洗剤を使い、柔軟剤でふんわり仕上げ

※洗濯機の機種によってコースが変わりますので、ご自宅の洗濯機のモードをご確認ください。


04
干し方

濡れたニットは重さで伸びやすいので、平干しがベスト。
平干しネットなどの上に広げて日陰で乾かすと型崩れしません。

ハンガー干しの場合は、複数のハンガーを使い、素材が伸びないように負荷を分散させるのがポイントです。


05
片付け方

乾いたら、収納時も型崩れ防止のために畳むのがおすすめ。

POINT

1:袖を軽く内側へ折る
2:身頃を半分、または三つ折り
3:重ねすぎず、風通しの良い場所へ収納

また、ハンガーで掛けて収納したい場合はアーチ型のハンガーがおすすめ。

POINT

1:肩の角がなく、ポッコリとした跡が付かない
2:滑り止め加工があると◎

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サマーニットは正しいお手入れをすることで、風合いと着心地を長く楽しめるアイテムです。
洗濯から干し方、収納までをひと手間かけるだけで、型崩れや色あせを防ぎ、来年の夏も新品のような印象で着られます。

忙しい毎日でも、このシンプルなステップなら続けやすく、清潔感ある大人の夏スタイルを保てます。
お気に入りの一着を、大切に育てていきましょう。