必ず「モノトーン」を使おう
服の色について考えた時、「自分の好きな色」や「似合う色」などを想像すると思いますが、実は色合わせも清潔感のある整った印象と深い関係があります。
モノトーンとは白・黒・グレーを指す総称で、これを「無彩色」と呼びます。
モノトーンにはフォーマル感(正装)があり、前項の「キレイめ担当」に該当します。キレイめな雰囲気は整った印象にしてくれるので、清潔感につながります。
対局の「有彩色」は賑やかな雰囲気があるので、前項の「カジュアル担当」に該当します。
たくさん色を使った絶妙な着こなしは、ハイセンス!といった印象がありますが、実は大人のオシャレにそんな難しい技術は必要がないのです。
モノトーンを使った着こなし例
モノトーン+1色
白と黒のモノトーンが占める割合が多いコーディネート。キレイめ担当のスラックス・靴(合皮)を取り入れていることもあり、落ち着いた印象になっています。
モノトーン+2色
シャツと小物がモノトーン、有彩色はジャケットの「ネイビー」とパンツの「カーキ」です。
色の印象が強く出るので、モノトーン+1色に比べて若々しい見た目になります。
清潔感の象徴「ネイビー」
もう一つ、取り入れてもらいたい色があります。ネイビー(紺色)です。
ネイビーを取り入れるメリット4つ
- 誠実さを感じられる
- 爽やかさがある
- 他の色とも合わせやすい
- スマートな体型に見せられる
①と②はネイビーが与える色の印象に起因します。スーツにも取り入れられる色なので、誠実さや爽やかさなど好印象の象徴。
③は有彩色ながらも、無彩色に近い色味であるため他の色と馴染みやすい性質があるから。
④の体型に関してですが、ネイビーや黒といった「濃い」色は、実際より細く見せる視覚効果が働きやすいから。
そのくらい見た目において信頼性の高い色であり、清潔感が重視される30代後半~40代以降の方に注目していただきたい色なのです。
数ある有彩色の中からネイビーを抜擢する理由、ぜひ覚えておいてください!
ネイビーを使った着こなし例
ネイビーの持つ印象をわかりやすくするため、あえて他の色は取り入れずに「モノトーン+ネイビー」で仕上げてみました。
濃く暗い色と言えど、老け感ではなく爽やかさも与えてくれます。また、柄の服と合わせてもうるさくならない「着こなしやすさ」もあります。
まとめ
- 必ずモノトーンを取り入れる
- 「モノトーン+有彩色2色まで」なら清潔感を保てる
- ネイビーは清潔感の表現に必要な色