社会のルールやビジネスマナーが変化しつつある中で、近年普及しはじめている「オフィスカジュアル」。
しかし、オフィスカジュアルには明確な決まりがなく、どんなアイテムを着ればいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、オフィスカジュアルのアイテムでも「メンズパンツ」に焦点をあてて、選び方やおすすめを紹介していきます。
目次

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オフィスカジュアルのメンズパンツを選ぶポイント
オフィスカジュアルの着こなしは、職場によって細かいルールが異なります。
しかし、ルールが違えど大切なのは「来客があったときに相手に不快感を与えないこと」「カジュアルになり過ぎないコーデにすること」です。

ポイント1|柄は無地のものをセレクト

スーツよりはややカジュアルな印象を与えるオフィスカジュアルですが、派手な色や柄のアイテムだとビジネスらしさである「きちんと感」を損ねてしまう可能性があります。
あくまでも「相手に不快感を与えないこと」が重要なので、柄は無地で、色はグレーやネイビー、黒などの落ち着いているアイテムを選びましょう。
ポイント2|もも・ヒップ・ウエストのサイズ感が重要
「きちんと感」を演出するためには、サイズ感も重要なポイント。
サイズ感を間違えてしまうと、カジュアル感が出過ぎてしまったり、だらしなく見えてしまう可能性があります。
サイズ感で注意するポイントは、「もも」「ヒップ」「ウエスト」の3つ。
もものサイズ感について

もも周りはピッタリとしたサイズを選ぶと、しゃがんだときや動いたときに、窮屈に感じてしまう場合があります。
またピチピチな印象を与える可能性があるので、太って見えることも・・・。
パンツを選ぶ際には、屈伸をしたときの動きやすさやほど良いゆとりがあるかを基準に選びましょう。
ヒップとウエストのサイズ感について

ヒップは大きすぎるとだらしなく、小さいとピチピチになり太い印象を与えてしまう可能性があるので注意が必要です。
ウエストは、ベルトなしで穿いたときに手のひらがひとつ入る程度の余裕があれば問題ありません。
もし、ヒップとウエストの片方しかサイズが合わなければ、ヒップのサイズを選びましょう。
ウエストのサイズが合わないのであれば、ベルトなどでサイズを調節するのがおすすめです。
ポイント3|股上浅めにパンツだとスタイルよく見える
オフィスカジュアル用のパンツを選ぶときには、股上が浅いパンツを選びましょう。

股上の浅いパンツは、腰骨の下にベルトがくるので腹部が圧迫されず、楽というメリットがあります。
また股上の深いパンツだと、下腹部やヒップが大きく見えてしまったりすることがあり、だらしない印象に見えてしまうことが・・・。
なので、スッキリとした見た目に仕上がる股上の浅いパンツを選ぶのがおすすめです。
ポイント4|タックは「ノータックかワンタック」
タックとは腰回りに余裕を持たせるため、パンツの前身にある生地を畳んだヒダの部分のこと。

タックが左右に1本ずつあるものをワンタックといい、ないのはノータック、2本ならツータックといいます。
タックが多いとウエストやヒップに余裕ができますが、その分野暮ったい印象を与える可能性があります。
オフィスカジュアルのアイテムとして使う場合は、細身の方ははノータック、腰回りがガッチリとしている方はワンタックがおすすめです。
ポイント5|必要に応じて機能性に着目
オフィスカジュアルに最適なメンズパンツを探している人の中には、機能性が気になる方もいるのではないでしょうか?
もし機能性の高いパンツを手に入れたいなら「ストレッチ」「ウォッシャブル」「撥水」は注目したいポイントです。
ストレッチ

ストレッチ性の高い生地を使用しているパンツは、身体に良く馴染み、歩行や立ち座りの動作も楽にできます。
またビジネスシーンでは、立ったり座ったりりなど、結構動くことが多いと思います。
そのため、動きやすいストレッチ性のパンツを選ぶのは、とてもオススメですよ。
ウォッシャブル
ビジネスシーンで穿くパンツは、着用の頻度も高く、なるべくお手入れが簡単なものがいいですよね。
そこでおすすめなのが、シワになりにくいイージーケア仕様のパンツ。

洗濯機で洗ってもアイロンに時間をとられないので、気軽にビジネスシーンでヘビロテすることができます。
撥水
雨の日など、天気が悪いときにパンツが汚れるのが心配だという方には、撥水加工付きのアイテムを選ぶのがおすすめです。
また撥水性以外にも、通気性にも優れているものを選ぶことで、快適に過ごすことができますよ。
オフィスカジュアルに最適なメンズパンツ3選
それでは、ここまでお話してきたオフィスカジュアルのメンズパンツの選び方を踏まえ、おすすめのアイテムを紹介します。

テーパードパンツ

足首にかけて細くなるテーパードシルエットが特徴のパンツ。
脚をスラっとキレイに見せてくれるので、ビジネスらしいスマートさをこのパンツで演出することができます。
スラックスパンツ

先ほどのテーパードパンツ同様に、テーパードシルエットを採用しているスラックスパンツ。
ストレッチ性の高い素材と、ややゆとりのある太ももまわりにより、楽な穿き心地を感じることができますよ。
ストレートデニムパンツ

ビジネスシーンではNGに思われるデニムパンツも、職場の規定でOKであればおすすめ!
スマートな印象を与えられるように、癖のないスッキリとしたシルエット&落ち着いた濃い色のデニムパンツを合わせることで、ビジネスらしいコーデに仕上げられます。
一式揃えるなら「オフィカジ4点セット」が◎
オフィスカジュアルのメンズパンツ以外にも、ビジネスに必要な洋服が欲しい!そんな方にはこちらの「オフィカジ4点セット」がおすすめ!


セット内容は以下の4つ。
- テーラードジャケット
- 春ニットセーター
- オックスシャツ
- イージーパンツ
この4つがあれば、オフィスカジュアルの基本の着こなしは完璧ですよ!
オフィスカジュアルで「NGなパンツ」とは
オフィスカジュアルに適したメンズパンツを選ぶときは、NGなパンツについても知っておくことが大切です。
そこでここでは、オフィスカジュアルに合わないNGなパンツについて、お話していきます。
NGパンツ①カジュアル過ぎるアイテム

先ほどお話した内容にもありましたが、ビジネスシーンの服装は職場での来客にも対応でき、最低限の礼儀・マナーのある服装であることが前提となります。
そのため、野暮ったさや子供っぽさを感じさせるカジュアルなパンツは避けるのがベスト。
特にダメージジーンズや短パンは、作業着といったイメージを与えたり、肌の露出が多くなるのでビジネスシーンには相応しくありません。
NGパンツ②シワ・汚れがあり清潔感がないアイテム
ビジネスシーンでは、「きちんと感」を与えるために清潔感を意識するのがポイント。
そのためシワや汚れがあるパンツは避けるのがおすすめです。
清潔感のないアイテムは、周囲に不快な思いをさせる可能性もあるので注意が必要ですよ。
オフィスカジュアルらしい着こなし方のポイント
ここまで、オフィスカジュアルに適したメンズパンツの選び方やおすすめアイテム、NGなパンツについてお話してきました。

以下の3つのポイントを意識することで、オフィスカジュアルに適したメンズパンツの着こなしをすることができますよ。
- キレイめアイテムを中心にコーデを組む
- Iラインシルエットでスマートに見せる
- 色合わせは「無彩色+有彩色1つ」が基本
キレイめアイテムを中心にコーデを組む
オフィスカジュアルコーデは、スーツスタイルにも適している「キレイめなアイテム」を中心にコーデを組むのがポイント。
キレイめなアイテムでコーデを作ることで、周りから「清潔感」や「信頼感」のあるように見てもらいやすくなります。

キレイめなアイテムは、画像の左側のようなアイテムのこと。

Iラインシルエットでスマートに見せる
アイテムだけでなく、コーデのシルエットを意識することも「オフィスカジュアル」には必須。
スーツスタイルと同じ「Iラインシルエット」を意識するのがポイントです。

Iラインシルエットとは、上の画像のように上から下まで「I」の字のように細身でスッキリとしたシルエットのこと。
スーツスタイルのようにスマートな印象を与えることができるため、オフィスカジュアルはIラインシルエットを意識してコーデを作りましょう。
色合わせは「無彩色+有彩色1つ」が基本
アイテム、シルエットと来たら、次は色合わせです。
色は「無彩色」と「有彩色」の2種類に大きく分けられます。

特にオフィスカジュアルな服装では、無彩色をベースに有彩色を1つだけ取り入れたコーデを意識するのがおすすめ。
「無彩色+有彩色1つ」の色合わせのパターンを意識することで、派手になり過ぎることなく、ビジネスシーンに合う落ち着いた印象を演出することができるのです。
有彩色は落ち着いたベーシックカラーが◎

「無彩色+有彩色1つ」の色合わせを守っていたとしても、赤や黄色など派手な色を合わせてしまうと、ビジネスシーンらしくない服装になってしまう可能性があります。
なので、合わせる有彩色はベーシックカラーでもある「ネイビー・ベージュ・カーキ」がおすすめ。

ベーシックカラーの有彩色であれば主張が少なく、落ち着いた印象を与えるため、ビジネスカジュアルな服装にも合いますよ!
【パンツ別】社会人におすすめオフィスカジュアルコーデ集
ここまで紹介してきた内容を踏まえ、ここからはオフィスカジュアルに適したメンズパンツ別に、おすすめのコーデを紹介していきます。
【テーパードパンツ】のオフィスカジュアルコーデ
ネイビーで知的さを醸し出す

知的で誠実感のあるネイビーのジャケットに、同じ素材・色のパンツを合わせることで、キレイめな印象に。
インナーはニットとシャツの重ね着で、さらに大人っぽさを演出すると、きちんと感を出すことができますよ。
ストライプシャツはキレイめアイテムと合わせる

爽やかな印象を与えるストライプシャツは、線の細いものならビジネスシーンでもおすすめ!
キレイめなテーパードパンツやレザー素材の小物と合わせて、大人っぽさを加えるのがポイントですよ。
夏のオフィカジスタイル

オフィスカジュアルらしい着こなしをするためには、細身のパンツと合わせてIラインシルエットを作るのがポイント。
夏のインナーはややカジュアルな印象ながらも襟つきなことで、大人っぽさを感じさせるポロシャツを合わせるのがおすすめです。
【スラックスパンツ】のオフィスカジュアルコーデ
白で作る。清潔感溢れるオフィカジコーデ

ネイビーのジャケットにスラックスパンツを合わせることで、スーツスタイルのようなキレイめなコーデが完成!
インナーに白のカットソーを合わせることで、顔周りがパッと明るくなり、清潔感を演出することができます。
明るいカラーで軽快感のあるコーデに

淡い色でまとめることで、爽やかで清潔感のある印象を演出。
黒のシューズで色を引き締めると、スッキリとしたイメージのコーデを作れますよ。
色の濃淡でメリハリをつける

色の濃淡を意識して、アイテムを組み合わせることでメリハリのある印象に。
夏のオフィスカジュアルは襟付きのトップスを合わせることで、キレイめな印象を与えることができますよ。
【ストレートデニムパンツ】のオフィスカジュアルコーデ
スマートさのあるキレカジコーデ

キレイめなテーラードジャケットは、カジュアルなパンツと合わせることで、アイテムのバランスがとれるのでおすすめ!
上下細身のIラインシルエットを意識することで、スマートな印象を演出できます。
色のリンクで統一感UP

デニムパンツとトップスの色をリンクさせることで、統一感のあるオシャレなコーデに。
比較的カジュアルな服装がOKな職場であれば、インナーに白のロング丈タンクトップを合わせて、トップスとパンツの境目を目立たせるのがおすすめです。
シルエットや色でキレイめにキメる

ビジネスシーンでカジュアルなデニムパンツを合わせるときは、シルエットや色合わせを意識するのがおすすめ!
スマートなIラインシルエットや落ち着いた色を選ぶことで、きちんと感のあるオフィカジらしい着こなしになります。
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この記事では、オフィスカジュアルに適したメンズパンツについてお話してきました。
パンツはコーデの印象を変える重要なポイントなので、パンツ選びに悩んだときはぜひこの記事を参考にしていただけると嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。